とっさに相手が言ったことに切り返せるって、すごいと思っていました。
しかも、単なる相槌とかではなくて、面白おかしく返せるって…。
そういうことができる人って「頭の回転が速いんだなぁ」と感心するしかなかったです。
会話が続かない
会話というものが、とにかく苦手でした。
一応、喋れることは喋れるんですけど、上手く会話のキャッチボールができないというか、すぐに話が終わってしまうような感じでした。
会話が続かないんです。
特に雑談ですね。
しかも、自分が知らないことや興味のない話題になると、どうにもなりませんでした。
知っていることとかなら
「それって〇〇ですよね。この前テレビで△△ってやってましたよ」
と言えるし、興味があることなら
「それは□□とは違うんですか?」「××みたいな時は、どうするんですか?」
って感じで、質問することもできるんですね。
ただ、全く興味もなく知らないこととなると
「へぇ~そうなんですか…」
で終わります。
相手だって、そんな反応じゃ話を続けたくはないでしょうし、申し訳ないと思いつつも、上手く返すことができないんです。
話が上手い人って、どんな話題でも話を終わらせることなく、展開させていくじゃないですか。
仮に知らないことだとしても、話を発展させて、自分の得意分野に持っていくような感じで、盛り上げることもできますよね。
相手を笑わせるようなことも言って、楽しい会話が成立しているように見えるんですよね。
会話に頭の回転は関係ない!
自分もあんな風になりたいと思いつつも
「あの人は、頭の回転が速いんだなぁ」
「ということは、頭の回転の遅い自分には無理だろう」
と思ってしまい、半ば諦めていました。
でも、意外と簡単に上手い切り返しができるようになりました。
そのおかげで、会話が途切れることなく、どんどん話せるようになったんですよね。
具体的に何をやったかと言いますと、こちらの会話ノウハウをマスターしたんです。
特に難しいことはしてないんですよね。
時間的には2カ月ほど掛かったと思いますけど、その頃には会話が弾むようになったんです。
ユーモアのセンスを身につけることもできますから、相手が楽しんでくれるようになりました。
相手の笑顔で話してくれるし、場合によっては腹を抱えるほど大笑いさせることもできるので、自分も嬉しいし楽しい会話ができるんですね。
頭の回転がどうこうは関係なかったようです。
会話の進め方だったり受け答えの仕方など、やり方を知っていれば良いだけでした。
今では会話のキャッチボールが出来過ぎて、逆に困るくらいです。
時間が無くて、急いで話を終わらせてその場を離れたいのに、なかなか会話が途切れないので、焦ってしまうしまうくらいです。
今までだったら遠慮することも多くて、そういう場から自分だけ離れるようなこともできず、「ちょっと〇〇に行かなきゃいけなくて…」というようなことを、途中で言うようなこともできませんでした。
でも、会話ができるようになって、自信がついたせいか、平気で話に割り込んで「じゃあ、また」と言えるくらいになりました。
ここまで、いろいろ変われるとは思っていませんでした。
すごく、毎日生きやすいんですよね。
今までが、どれだけ気を使い過ぎていたのかが分かりました。
精神的にも楽になって、良いこと尽くしです。