話下手が酷くて、新しい環境になる前だと、胃が痛くなるくらい悩んでいました。
人付き合いが上手くいかないし、初対面は苦手だし、仲良くなるとしても時間が掛かるし。
不安になることもなく何も気にせず、どんどん行けるような人って、すごく羨ましかったです。
「はじめまして」が辛いです
誰しも最初は「はじめまして」から始まるとは思うんですけど、それがすごく苦痛でした。
学生時代から、初対面の人とは上手く話せないでいたし、特に女子が相手となると、緊張しかできなくて全くと言って良いほど話ができませんでした。
それでも毎日のように顔を合わせていて、少しづつ会話も増えていけば、何とか話せるようにはなっていました。
でも、それまでが時間が掛かるんですよ。
せっかく話せるようになれても、クラス替えなんてして、「はじめまして」から始めなきゃいけないし。
それ以外でも、同じクラスのAくんとそれなりに話せるようになっていて、隣のクラスで元々Aくんと仲が良かったBくんと会った場合は、「はじめまして」になりますよね。
そういう場だと、また話せなくなってしまいます。
AくんとBくんが楽しそうに会話していても、それを聞いているだけで、会話に入っていくことができないんです。
結局、Bくんからすれば「あいつ、全然喋らないね」という感じになってしまい、廊下ですれ違っても軽く挨拶するくらい。
そんなことばかりですから、交友関係なんて広がるわけありません。
毎日会う人ですら、なんとか話せるようになるくらいですから、たまに接するような人となると…。
社会人になっても、同じでしたね。
新入社員として働きだした当初は、出勤するのがすごく怖かったです。
同年代の人もいますけど、年上ばかりですし、いろいろな立場の方もいますから。
初対面であっても、どんどん話せるくらいの話術をマスターしたいと思いました。
初対面でも平気になりました
それから数年経ちましたけど、今では初対面であっても平気で話せるようになりました。
大人になって成長したというのもあるかもしれませんけど、この会話術がなければ、ここまで話せるようにはなっていなかったと思います。
これで完璧に人見知りは改善できましたね。
仕事関係でもプライベートでも、「はじめまして」でも顔見知り程度でも、どんどん話せるようになったです。
しかも、大人数でもう異性相手でも、どう話せば良いのかが分かったので、人付き合い全般が改善されました。
今までだと、「嫌だ」とか「不安だ」とか悪い方向にしか考えられていなかったこともあって、表情も暗かったと思います。
職場の人にも「最近、ニコニコしているな」「入社当時は緊張もあったんだろうけど、いつも顔が強張っていたぞ」と言われるくらいです。
人間関係も円滑にいっていますから、気持ちにも余裕が持てているんだと思います。
朝起きた時に「眠いから」という理由で、「仕事に行くの面倒だなぁ」なんて思うことはありますけど、「人間関係が嫌で」ということで憂鬱になることもありません。
本当に良かったです。
人に好かれる会話術を学んでいなかったら、今頃どうなっていたことか。
仕事も辞めてしまって、引きこもっていたかもしれません。
もしそうなっていたら…と思うと、ゾッとします。
笑顔でいましょう
表情って大事だと思います。
暗い表情ばかりしていては、周りに悪い印象を持たれるのは当たり前です。
実際、私がそうでしたから。
「辛い時こそ笑顔で」という話を聞いたことがあります。
「笑う門には福来たる」というくらいですから、笑っていれば良いことが起こるってことですよね。
劇的に良いことがなかったとしても、いつも溜息をついてばかりいるようだと、良いことなんて起こるわけありませんよ。
実際に私も以前は暗い表情ばかりでいて、人に好かれる会話術を学んでから笑顔も増えたと思うんです。
周りに人にも「前は、なんか話しかけづらかったよ」と言われたこともあります。
今では、いろいろな人から声を掛けてもらえるくらいになりました。
もちろん泣きたい時は泣いた方が良いと思うんです。
無理して感情を抑えつける必要もないと思います。
でも、みんなでいるような時に周りは楽しそうにしているのに、一人だけ暗い表情でつまらなそうにしているのは、どうなんでしょう。
会話に参加できなかったとしても、ニコニコしているだけで、周りからの反応も変わってくるとはずです。
笑顔が一番だと思いますよ。