無口な性格を直したいと思っていました。
でも、「性格なんてそう簡単に変えることはできない」なんて話も耳にすることも多いですから、半分希望は持ちつつも、半面では諦めていました。
確かに簡単に変えることはできませんけど、頑張ればそれなりにお喋りになることはできるんですよ。
暗くて気持ち悪い人
それまでは、散々無口ということを悩んできました。
無口というと、周りからは大人しい印象しか持たれません。
それならまだ良いんですけど、人によっては
暗い
というイメージを持ちます。
酷くなると
気持ち悪い
と思われることもあるくらいです。
確かに、何も喋らずにその場にいると、悪い印象を持たれるのは仕方がないのかもしれませんけど、「気持ち悪い」と言われたら、どうにもなりません。
「気持ち悪い」と思っている人を好きになるわけないですし、イコール嫌われているのと一緒ですから。
「何も話すことなく、その場にいるだけ」ってなると、自分が逆の立場だとしても話し掛けづらいですからね。
私から話し掛けるというのは苦手ですけど、どうしても人に聞かないといけないような場合、やっぱり話し掛けやすい人と掛けづらい人っていると思うんです。
確実には、私は後者になります。
そんな私でも、何とかしないといけないと思って、会話というものを頑張った時もありました。
でも、ダメなんですよね。
せっかく話し掛けてもらっても、たいした受け答えもできず、すぐに会話が終わってしまう感じでした。
学生時代なんて、酷かったですね。
相手:昨日さ、こんなことがあったんだよ
私:そうなんだ、大変だったね
相手:最悪だったよ、~~~~でさ
私:へ~
相手:そしたら、〇〇が××で~~~~
私:へ~
相手:ホント、参ったよ
私:へ~
相手:……………
私::……………
という感じで、少しの会話ができても、その後が続きません。
そんなことばかりですから
あいつと話しても、全然面白くない
と陰で言われるくらいでした。
仕方がないことだと思うんです。
相手だって、聞いて欲しい話があるから話すわけで、それを取り合ってくれないようだと、ガッカリしますよね。
でも、話さなきゃいけないと思えば思うほど、言葉が出てこないんです。
「やっぱり、一生無口でいるしかないのかなぁ」と高校生の頃には、諦めていましたね。
無口だって改善できます
でも、そんな無口を直すことができたんです。
その会話術を知ってからというもの、喋れるようになっていったんです。
しっかり受け答えができるようになったことで、会話も弾むし、無言になるようなことも無くなりました。
会話というものを、どうすれば良いのかが分かったので、無口になる必要が無くなったんです。
喋れちゃうので、黙り込むことがないんですよね。
今までだと、沈黙になるのが嫌だったし気も使うし、人と接することをなるべく避けていたところもありましたけど、今はそんなことも無くなりました。
面白い話を連発して、周りを笑わせるほどの、会話も達人ではありませんけど、以前と比べたらビックリするくらい話ができています。
無口なままでいたら、未だに気を使ってばかりで、自分のことが嫌いで嫌いで仕方がないような毎日だったと思います。
そんな状況を変えることができて、本当に良かったです。
性格は変えることができる
性格は直らないと言いますけど、やっぱり本人次第ではないでしょうか?
「暗い」と悪い印象を持たれたくないなら、持たれないように努力しないといけません。
「何を話して良いのか分からない」というなら、どんなことを話せば良いのか分かるようにしないといけません。
何もしないで、一気に性格を変えるのは無理ですけど、頑張ればそれなりに明るくはなれるんです。
私だって、無口からすぐにお喋りになれたわけではありません。
今だって、お喋りってほどではないと思います。
以前が全然、喋らなかったので、普通に会話ができるくらいになったくらいだと思います。
それでも、人に好かれる会話術を知って少しづつ話せるようになって、ちょっとした一言で相手が笑ってくれるのを見て、どんどん自信がついていきました。
そのおかげで、「暗い」とか「面白くない」とか言われることも無くなりました。
逆に「話をしていると楽しい」と言われるくらいなんですね。
人に好かれる会話術を手にさえすれば、無口な悩みなんて吹っ飛びます。
昔の私のように無口で辛い思いをしている人には、ぜひ手にして欲しい会話術です。