大人になって、会話が下手なことで、ここまで苦労するとは思っていませんでした。
初対面の人とは話せないし、大人数の会話には入っていけないし。
こんなことになるなら、会話術を学んでおけば良かったと、とても後悔しました。
話せない
小さい頃からお喋りでもなく、内気な性格で、初対面は特に苦手な人見知りでした。
それでも仲良くなれば、普通には話せますし、あまり気にしていませんでした。
高校生の頃には彼女もできたことがあったので、恋愛面でも不安になることもなかったんですね。
ところが社会人になってからというもの、自分の話術の無さにガッカリすることばかりに。
仕事上で「初めまして」となった時に、仕事に関してのことならなんとか話ができますけど、合間の時間や休憩の時など、雑談的な話が、全くできないんですね。
適度に相槌打つのが精一杯で、会話を弾ませるようになとが、全くできないんですね。
それでも、少しでも知ってるような話題なら、なんとか誤魔化せるんですけど、全く知らないような事柄だと、なんて返して良いのかも分からなくて、黙り込むことしかできないんです。
そんな感じだと「なんだ、あいつ」という悪い印象しか持たれません。
当然のことなんですけど。
しかも1対1なら、まだ良いんです。
相手も、こちらに話をしてくれますし、自分が返さないといけないと思うので、会話が弾まないまでもギリギリですけど、なんとか会話が成り立つ感じです。
大人数の会話となると、もうどうにもなりません。
飲み会など、みんなで楽しく話をするような場だと、全く会話に入っていけないんです。
入るタイミングが分からず、タイミングを見計らっている間に、話題が変わってしまって、結局他の人が喋っているのを、横で聞いているだけになります。
「自分が話さなくても会話が成立する」というのも、理由の一つかもしれません。
会話下手を克服できた
そんな感じなので、当然、人付き合いで苦労しました。
会社の同僚とは、少しは打ち解けられていますけど、あまり接点のない会社内の人や上司なんかからは、全く相手にされない感じです。
「もっと気軽に話せるようなタイプなら、全然違ったんだろうなぁ」と何度も思いました。
明るく話しても楽しいようなタイプの人は、同僚からも人気があるし、他部署の人ともすごく仲が良いし、上司からは可愛がられるし…羨ましい限りです。
「あんな風に、みんなと仲良くなれたら、仕事も楽しいんだろうなぁ」と思うことばかりでした。
そんな後悔ばかりの私でしたけど、それは過去の話になりました。
今では、それなりに会話もできるようになってきて、仕事もだんだん楽しくなってきました。
人に好かれる会話術という話術があるんですけど、それを学んだことで、会話が下手なことを悩むことが無くなりました。
会話というものを劇的に変えることができたんです。
何を話して良いのか分からなかったんですけど、そんなことも気にすることなく、言葉が出てきてくれるんですよね。
相槌打つのが精一杯だった雑談も、どう話を弾ませれば良いのか分かって、面白いほど会話が続きます。
大人数の会話も平気になりました。
今までは「タイミングがどうこう…」と考え過ぎだったと思うんですね。
他人が話しているのを遮ったりするのは、良くないと思いますけど、自然と会話に入っていけば良いだけなんです。
人見知りも改善できて、初対面の人とでもあっという間に親しくなれるようになったんですね。
おかげさまで、同僚とも仲良くなれたし、他部署の人でも上司とでも、何も気にすることなく話ができるようになりました。
会話下手を無事に克服することができました。
ただただ嬉しいですね。
不思議なもので、話ができるようになって仕事も楽しくなったら、プライベートでも良いこと続きなんです。
まさに相乗効果とは、このことだと思います。
今まででは考えられないほど、とても前向きな気持ちになれていますので、楽しく過ごしていきたいと思います。