小学生の頃にイジメられました。
そのせいで人間不信になってしまって、すごく人付き合いに苦労してきました。
話さないと人間関係はうまくいかないことは分かっていましたけど、何を話していいか分からず、無口で大人しいままでいるしかありませんでした。
人間関係が辛い
本当に辛かったですね。
普通に生きているだけなのに…
生活しているだけなのに…
学校に通っているだけなのに…
その場に存在しているだけなのに…
周りから嫌われるんです。
バイキン扱いですよ。
とにかく私のことを汚い存在という感じで、バイキン扱いされ、机に触れたら「手が腐る」ような感じのことをされていました。
暴力を振るわれたり、教科書などにイタズラされたり、そこまで壮絶なイジメではなかったんですけど、自分としてはかなり落ち込みました。
「自分はバイキンなんだ…」と思ったし、むちゃくちゃ人の目が怖くなりましたね。
イジメに参加していたのは、男5~6人だったんですけど、助けてくれる同級生なんていませんし、「あいつと仲良くすると、こっちまでイジメられそう」とコソコソ話しているのが聞こえたこともありました。
当然、それまで仲良かった友達も遠ざかった行きました。
幸いイジメ自体は小学生のころだけで、中学になった時には無くなりました。
イジメが無くなったのは良いものの、この体験のせいで、人付き合いが怖くなってしまいました。
小学生の時は普通にしていただけで嫌われましたから、普通にすることができなくなってしまったんです。
しかも、人付き合いの基本である会話というものができなくなりました。
全く喋れないわけでもないんですけど、最低限の会話はできても、それ以上のことが話せなくなりました。
「何か言うと嫌われるんじゃないか?」と不安になってしまって、そうなると何を話して良いのかが分からなくなり、喋れなくなってしまいました。
会話が止まらなくなりました
このような学生時代を過ごしたこともあり、社会人になっても会話下手は変わることなく、人付き合いも苦手なままでした。
なんとか仕事はできてましたけど、職場に自分の居場所がない感じもして、退職し次の仕事を探して、また働き始めますけど、やっぱり人間関係で躓いて辞めてしまう…そんなことを繰り返していました。
「今のままじゃダメだ」「何とかして自分を変えないと」と頭では思うんですけど、実際に会話するような場になると、結局何も話すことができなくて、また落ち込んで…もう当時は、本当に悲惨で自分のことが嫌で嫌で仕方がなかったです。
でも、今はそれほど嫌では無くなりました。
むしろ自分のことが好きになれた感じもしますね。
この話術のおかげなんです!
これは、本当にスゴイものだと思います。
話下手で悩んでいた私が話上手になれたんですよ。
書かれているテクニックを使ってみたら、どんどん話が弾むんですね。
「会話ってこんなに止まらないことあるんだ!」と思ってしまうほどです。
しかも、難しいことでもなくて、簡単にできることだというのが、一番良いかもしれません。
テクニックと言いましたけど、コツと言うくらいの方が合っているかな。
人付き合いの基本である会話ができるようになって、人間関係が良好になりました。
今までは「何か言うと嫌われる」と思っていて、上手く話せないところもありましたけど、今は「何を言っても大丈夫」と思って、すごく気軽になりました。
イジメを受けていたという過去も、一つの思い出程度に捉えられるようになりましたね。
素晴らしい話術と出会うことができて、本当に良かったです。